TVや雑誌で宣伝されるようになり、かなりよく知られる歯科治療の言葉になってきました。「インプラント」と呼ばれるチタン製ネジを顎の骨に埋め込み、これを土台にして人工の歯を装着します。
インプラントとは
現在の治療法の中では人工の歯を最も確実に固定でき、入れ歯などの場合のガタつきに伴う痛み、違和感 を軽減できます。インプラントを埋める際には手術が必要となります。
インプラント治療の利点はブリッジのように歯を削らなくても済むことです。また、義歯とは違いかみ合わせで沈むことがなく、顎の本来の位置を確保することがしやすいです。
悪いところは、生体親和性の高い為害性の少ない材料とは言え人工物であり定期的なクリーニングを怠ると歯周病のように周囲の歯肉の炎症により骨の吸収を起こし、撤去が必要になることもあります。
手術になるので全身的な疾患があると成功率が低下します。骨に埋めるので歯周病などで骨が吸収して少ないところなどには埋入することが難しい場合があります。
インプラントの必要性
インプラント治療は最終の治療とお考え下さい。まずお口の環境が良い状態に保てることが条件となります。また、必ずやらなくてはいけない治療ではありません。
当院では、条件の悪いインプラントの埋入は、その後の予後等を考え、お断りすることもございます。
安心安全を第一に考えます。
利点と欠点をよく理解していただき、その上でよく相談して行う治療とお考えください。
料金について
1本 385,000円(税込)が基本ですが、設計により変わってきます。ご相談ください。